対処法から申し上げますと、2のn乗( 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024 ... )の
幅、高さを持つ画像にして頂ければメタセコイアの最近傍補間法と同じ見た目になります
元のくっきりした画像が滲んでしまう原因は、線形補間による拡大処理が行われているからです
DXライブラリではモデルに貼るテクスチャの画像が2のn乗サイズではない場合は
プラス方向に最も近い2のn乗サイズの画像に拡大してからテクスチャに転送します
例:
(幅x高さ)
50x50 → 64x64
200x200 → 256x256
17x17 → 32x32
513x65 → 1024x128
この際拡大の方式を線形補間方式を使用しているので、2のn乗サイズではない画像は
元の画像よりも少しボヤけた見た目になります
( ateffさんがお試しになられたモデルに貼られているテクスチャのサイズが100x100なので
128x128サイズに線形補間拡大が行われて、ピクセルとピクセルの境界が滲んだ感じになっています )
この処理をしている理由は、2のn乗サイズではないテクスチャを扱うことができない
グラフィックスデバイスがあるからです
2のn乗サイズのテクスチャしか対応していないグラフィックスデバイスで2のn乗サイズ
以外の画像をテクスチャとして扱うには、プラス方向に一番近い2のn乗サイズの画像に
拡大してからテクスチャに転送して扱うなどの手法を採る必要があります
( メタセコイアでも2のn乗サイズ以外のテクスチャに対応していないグラフィックスデバイスで
2のn乗サイズ以外のテクスチャを使ったモデルを表示した場合は、一番近い2のn乗サイズに
拡大されてからテクスチャとして扱われています( ただ線形補間拡大ではなく最近点サンプリングの拡大です ) )
いずれすべてのグラフィックスデバイスが2のn乗サイズ以外のテクスチャを扱えるように
なると思いますが、現時点では2のn乗サイズ以外のテクスチャを扱えないグラフィックス
デバイスが多く存在するので、そちらに合わせています